すそわきがの診断法
すそわきがの診断法
すそわきがには確たる診断方法がないということは過去に解説しました。
ご覧になっていない方のためにわきがの診断方法についておさらいしましょう。
腋の下のわきがを診断する場合には、アポクリン腺がイクラの粒のように明確に存在するため 「試験切開」という検査で、わきがであるか、わきがならどの程度の強さなのか、ということをわきが治療手術前に知ることができ、またその事実を患者さんに教えてあげることもできます。
しかし、陰部のアポクリン腺は瘢痕化しているため検査で確認することができません。
つまり、すそわきが治療は、本当にすそわきがであるという前提での治療が不可能ということです。
実際に美容整形クリニックに「すそわきがの治療をしてください」と言って来院する人の約半数は「自己臭」の人か、股間部のエクリン腺の臭いを気にしている人か、膣の内部の臭いを気にしている人か、小陰唇にある皮脂腺の独立腺(毛の無いところに在る皮脂腺)からの臭いを気にしている人ということです。
実際にすそわきがである人というのはそんなに多く存在するものではないのです。
ですので、これらすそわきがだと思い込んでいるだけの人に電気凝固法によるすそわきが治療を施しても当然効果はありませんよね。
しかし、最初の1回の「すそわきが治療」は全く意味がないわけではないのです。
なぜなら最初のすそわきが治療の効果測定をすることによって、結果的にその人がすそわきがかどうかの診断が可能になるからです。
もし、陰部にアポクリン腺があるなら凝固されることによってアポクリン腺の機能が低下して、必ずある程度はすそわきが臭が減少するはずです。
本人がその減少を認識できるなら、すそわきがであるということですから、さらに2〜3回のすそわきが治療を行うことになります。
逆に1回の電気凝固で本人にとって臭いが全く変化しなかった場合には、それはあなたが感じていた臭いはセックスのパートナーを不快にするすそわきがの臭いではなく、多分普通のエクリン腺や皮脂腺の臭いだったということになります。
このように、すそわきが治療を試みることは、例え本当はすそわきがではなかったとしても、「思い込み」の呪縛から逃れられるという精神衛生上多大なメリットをもたらすことになります。
美容整形クリニックに一度足を運ぶだけでそれ以降の生活の指針がはっきりと定まるという事実を理解しましょう。
悩んでいる時間が損ですよ。